ロールモデルは自分の首を絞めてしまうかもしれないという事実
会社で働いていると「あー、、しまった。こんなことやらなきゃ良かった…」と思うことありませんか?
この「良かれと思ってやったけど自分の首を絞めるだけだった」と思うことベスト3を3回に分けてご紹介します。
1.ロールモデルってよく聞くけど、どんなもの?
「ロールモデル」って耳にしたことがある方も多いと思います。
この「ロールモデル」とは
具体的な行動や考え方などの見本となる人物。誰もが無意識のうちに複数のロールモデルを持ち、その行動を真似しながら成長するとされる。
ということ。
これを読むとロールモデルを持ったほうがメリットありそうですよね。
ましてや自分がロールモデルになれたら、、、あー、想像するだけで顔がニヤけてくるなんだか自分に自信が持てそう、なんて思っている方もいるかもしれません
実際にロールモデルを持つことで視野が広がり、自分のスキルも習得できる、というようなメリットがあります。
そして、自分のことを参考にしてくれるような後輩なりが出てきたら、モチベーションMAXです。
誰かのロールモデルになることを目指すこと自体は悪くはない、むしろ素晴らしいことなのですが、ありがちなのが本来の自分をないがしろにしてしまうということ。
それは、どういうことなのでしょうか?
2.誰かのお手本になろうとすると「べき論」に縛られる
誰かのお手本になろうとすると、「〇〇しなきゃ」「こうでなくてはならない」「こうあるべき」というように、お手本としてのあるべき姿に縛られやすくなります。
できない自分
怠けている自分
ちょっと失敗してしまう自分
人間なのでそういうことがあって当然なのですが、それを受け入れられなくなり、隠そうとする。
そうすると、その「隠している自分」が許せなくなってしまったり、、、
と、悪循環に陥ります。
3.自分独自の優先順位を持つこと
そんな悪循環に陥ってしまったとき、どうすればよいのでしょうか?
そもそも、悪循環に陥ってしまった原因は「べき論」に縛られたから。
この「べき論」というのが曲者で、これは「自分の基準」ではなくて「他人の基準」で物事を見ているケースが多いのです。
一般的に、世間的に見て「これがよい」とされる基準で物事を見るので、自分自身の優先順位や価値観が置き去りにされてしまいます。
そんな状態に落ちったときは、まず自分自身がどう考えているか・どう思っているかを振り返りましょう。
そして自分自身の価値観を改めて理解し、自分の優先順位を持つのです。
自分の優先順位に基づいて、行動し、判断し、振舞う。
それを行うだけで随分と自分の自由度が上がります。
4.ゆるふわロールモデル論がおすすめの理由
自分の優先順位で過ごしたら、皆が認めるロールモデル像から離れてしまうかな、、と心配になるかもしれません。
離れてしまってもいいのです。
「皆が認める」という事は他人基準で考えてしまっている証拠です。
自分基準で過ごす、自分が「こんな風になれたら素敵かも」と思う像を目指せばよいのです
良い意味で力の抜けたあなたの姿に共感する人は必ず出てきます。
他人ではなく、自分が思うロールモデル像をゆるく目指していく。
それが今の個の時代に合っているのかもしれません。
挑戦するのに年齢は関係ない。頭ではわかっているけど踏み出せない人へ。
"Age is just a number.( 年齢はただの数字に過ぎない)"
新しいことに挑戦するのに年齢は関係ない。
でも踏み出せない人へどうしたらよいのかをまとめてみました。
1.結論を言ってしまうと「年齢は関係ない。でも戦略が無いと時間とお金のムダ」
挑戦したいのなら挑戦すればいい。
年齢によって有利不利が出てくるかもしれない
暗記力や柔軟性などは年齢と共に減退していく傾向が強くなります。
しかし、脳は何歳になっても脳は成長していて、いろいろなことを習得していくことができます。
なので、年齢は新しいことを断念する理由にはなりません。
あなたは新しいことへ挑戦し、その先に何を目指しているのでしょうか?
どんなゴールを達成したいから新たなチャレンジをしようとしているのでしょうか?
達成したいこと、目指すゴールが見えていないと挑戦しても時間とお金が無駄になる可能性が高い。
それを避けるには戦略が必要です。
2.「戦略が必要」とはどういうことか
やったことへの後悔よりもやらなかったことへの後悔のほうが大きい。
とは言っても、興味持ったことを片っぱしからやっていたら時間が足りません。
考えるべきは「これをやることによって私はどうなるのか」です。
そしてそれがコスパの良い方法なのか、です。
例えば、MBA留学したい35歳女性がいたとします。
彼女は30歳のときもMBA留学を考えましたが、「30歳から受験準備しても入学出来るのは31〜32歳、卒業して就職活動する頃には35歳。これでは年齢が高すぎて良い会社には入れない」と考えて断念していました。
でも35歳になっても留学の夢を諦められずにいます。
彼女は留学したほうが良いでしょうか?
それとも辞めた方が良いでしょうか?
ここで、人生は何歳になっても挑戦すべき!と考える人は「年齢は関係ない。今しかないから留学すべき!」と応援するでしょう。
でも、応援する前にまず、彼女はなぜMBA留学したいのか、その先に何を目指しているのか(もしくは、どうなりたいから目指しているのか)、聞いてみましょう。
戦略を立てる第一歩です。
3.戦略とはどう立てるのか
MBA留学を希望する女性の例で説明します。
留学を通して彼女は次のような事を得たいと考えています。
- ロジカルシンキング出来るようになりたい。
- 経営全般の知識を体系的に習得したい。
- 多国籍チームのマネジメントが出来るようになりたい。
- 留学を通して自分の価値観、キャリアを見直したい。
もう一歩踏み込んで、上記の事を得る事によって彼女はどこを目指しているのでしょう。
気付いてらっしゃるかもしれませんが、上記はゴールでは無くて、ゴールを達成するための個々の目標です。
個々の目標をクリアした先にあるものが自分が納得行くもの、かつ留学という手段がコスパが良いなら留学に行って良いでしょう。
4.忘れてならないのは外部環境分析
戦略を立てる上で忘れてならないのは外部環境分析です。
- 留学によって得られた事の市場価値
- 競合と比較した時の自分の優位性
- 脅威となりうるもの(新規参入者など)
自分自身のゴールだけでなく、そのゴールに辿り着くまでのコスパ、達成したときの自身の優位性などを把握するために外部環境分析は必須です。
やりたいことに思い切って飛び込んでも良いですが、少し時間をかけて戦略も考えておくことをオススメします。
コーチングとは何か?受ける前に知っておきたいその効果
最近「コーチング」という言葉を耳にされた方も多いのではないでしょうか?
個人の能力を伸ばしたり、目標達成をサポートするだけではなく、近年では組織開発、リーダーシップ開発でも注目をされています。
コーチングとは何か、と疑問を持たれている方に向けて、コーチングとは、その効果について書いてみました。
1.コーチングとは何なのか
一言で言い表すのはなかなかむつかしいのですが、
クライアントがコーチとの対話を通して、目標達成をするために必要な能力、行動を棚卸し、気づきを得、意識改革・行動変容を起こしていくこと
と考えています。
あくまでも主体はクライアント。
コーチがアドバイスや何かを教えるわけではなく、クライアントと一緒に考え、前進していくためのサポートをします。
2.コーチングの効果は能力開発、目標達成
・コーチングは能力開発の手段
コーチングはクライアントの能力を最大限伸ばしていくための手段です。
達成したい目標があっても、そこまでどうやってたどり着けばいいか分からない時、
コーチングを通して、視野を広げ、視点や選択肢を増やして目標までの道を切り開いていく。
その過程で個人の能力も大きく伸びていく、という感じです。
個人が一人で考えられる事、見えている範囲はどうしても限られてしまっていたり、偏ってしまったり、という傾向があるので、視点を変えることにも役立ちます。
・そもそも目標が無いかも、、という人へ
「この先のキャリアは?」、「今後どういう方向を目指せばいいんだろう」というような人も少なくないと思います。
こういったケースも、コーチングによって方向性を考えだすことができます。
日々、仕事に追われている状態から、一度立ち止まって考えてみるのも良いのかもしれません。
3.どんなテーマについて話すのか
コーチングで扱う内容は「重要だけれど緊急ではないこと」が向いていると言われています。
そして何よりも、「自分自身が真に達成したいと思っている目標」であることが重要。
人はどうしても「(上司からの指示などで)すべきこと」、「締め切りが近い仕事」に時間を多く咲きがちなのですが、コーチングでは「自分が真にやりたいこと」を話してもらいます。
すべきことや締め切りが近い仕事は放っておいても皆さんやります。
方や、「自分が真にやりたいこと」は、緊急度の高い仕事によってどんどん後ろ倒しになり結局今年度はやらなかったな、、、なんてことももなりかねません。。
仕事で失敗したときの対処法。ひとまず忘れてしまいましょう。
誰しもが大なり小なり仕事で失敗したことがあると思います。
恥ずかしくて穴に入りたくなったり、
「あぁ、これはもうクビだな、、」とおもうような大失敗したり。。
こんなとき、気持ちを切り替えて前に進むにはどうしたらよいでしょうか
1.誰しもが失敗する
当然のことですが、誰もが失敗を経験します。
「失敗ではなく、うまくいかない方法を学んだだけ」という人もいますが
表現の違いであって、本質的には同じです。
失敗すると、
「あー、、これで自分は仕事できない人のレッテル貼られたな、、」とか
「この会社で出世の道は絶たれたな、、、」とか
いろいろな思いが駆け巡ります。
こんな時、どう対処すればよいでしょうか
2.喉元過ぎれば熱さ忘れる。忘れたもの勝ち
対処方法は簡単で、失敗したことは忘れましょう。
もちろん、ただ忘れるだけだと同じ事を繰り返してしまう可能性もありますし
周囲から、ちょっとアレな人、みたいな目で見られてしまうので
- 何がマズかったのか
- 他にどのようなやり方があったか
を自分で振り返り、自分の血肉とします。
ここで大切なのは、失敗してしまったときの自分の感情と、起きている出来事を切り離して考えること。
感情を切り離せないと、言い訳を作ってしまいます。
「あの時〇〇さんがやってくれなかったから、、」
「自分はちゃんとやっていたが、あの人が協力してくれなかったから、、」と。
そうなると、出来事を冷静に見られなくなり何がマズかったのかがわからなくなります。
それを繰り返すと、保身に走るイタイ人になります。
自分自身もなかなか成長できません。
なので、感情と出来事を切り離し、振り返りをしましょう。
そして次回への学びが得られたら、失敗を忘れましょう。
失敗した後って、周囲の目が気になったり、
「こんなことしても、どうせ〇〇さんは失敗してたし、とか思われるんだろうな」みたいな思いが出てきます。
でも意外と周囲は他の人のことを気にしていません。
「周囲に見られている」と思っているのはあなただけだったりします。
ですので忘れましょう。
喉元過ぎれば熱さを忘れる、です。
3.次を見ている人が強い
「あぁ、、こんなことやってしまった」なんて過去のことを気にしているよりも未来を見ましょう。
過去のことに悩むのは、気づかないうちに多大なエネルギーを消費します。
なので仕事の効率が落ちたり、ミスをしたりと良くないスパイラルに陥る可能性があるのでできる限り避けましょう。
HRとして数多くのマネージャーを見てきましたが、活躍しているマネージャーほど
過去の事で悩まず、次を見ています。
最初はうまく忘れることができないときは、忘れたふりをして振舞いましょう。
そうすると、「あれ、意外と周囲の人も気にしてないんだ」と気づくと思います。
それを繰り返すうちに上手く忘れられるようになるでしょう。
頼まれた仕事を断るかどうか迷った時のシンプルな判断方法
会社で仕事をしていると自分の上司以外の人からも仕事を頼まれたりして
気づいたら業務が溜まっていた、なんてことありません?
自分の職務範囲内の仕事ならまだいいんですが、時々「えー、、それ私の仕事?」と
思うような仕事を頼まれることもあって、なんだかモヤモヤ、嫌な気分になったり、、
でも断ると嫌な奴のレッテル貼られてしまうんじゃないかと心配になって断ることができない。。
頼まれた仕事を断るか否か、その判断方法3つをご紹介します。
1.その仕事を「やりたい」と思えるか
頼まれた仕事を純粋に「やりたい!」と思えたり、わくわくできるような内容であれば引き受けましょう。
自分のやりりたいこと・興味がある分野であればモチベーション・集中力を保つことができますし、
何よりもアウトプットの質が高まります。
質の高いアウトプットが出来れば職場でのあなたの評価は高くなり
より面白い仕事を頼まれたり、昇格したり、といった好循環が生まれます。
とは言っても、会社なのでやりたい仕事ばかり頼まれるわけではありません。
そんな時はどうするとよいのでしょうか?
2.その仕事の締め切りが3日後だったらどうするか
頼まれた仕事の締め切りが1か月後だった。
別にやりたい仕事でもないけれど1か月後だったら完成できそうな気がするから
引き受けようかな、、と迷ったときどうするか?
「この仕事の締め切りが3日後だったらどうするか?」を考えてみましょう。
通常業務で手いっぱいなのに、引き受けるなんて!とプラスアルファで仕事を引き受けなんてとんでもない、と思ったら、その仕事は断ります。
現時点で1か月後の予定が空いているように見えたとしても、それはまだ細かいスケジュールが決まっていないだけで現在の業務や新たな業務で1か月後のあなたのスケジュールはどんどん埋まっていきます。
逆に、「今の業務量であれば対応できそう」と感じたなら引き受けてもよいと思います。
「返報性」といって人は何かをしてもらったらお返しをしなくてはならない、と性質があるので自分の仕事に余裕があるうちに相手に「貸し」を作っておくのも一つです。
3.引き受けることで自分にどんなメリットがあるか
会社なんでやりたい仕事ばかりではない、そんな時は「この仕事を通して自分にどんなメリットがあるか」を考えてみましょう。
- 自分のスキルを伸ばすことができる
- 引き受けることでアピールできる実績を作ることができる
- 引き受けることによって社内や上司に対する自分の株が上がる
など、思いつく限り書き出してみましょう。
次に、引き受けることで発生するデメリットを考えます
- 他の業務が滞る
- やらされ感を感じ、仕事へのモチベーションが下がる
- 他業務のアウトプットも質が落ちる
このメリット、デメリットを書き出してみて、メリットが大きいと判断できれば引き受けましょう。
逆にデメリットの影響が大きいのであれば、断るのも一つです。
4.まとめ
以上、会社員が仕事を引き受けるか・断るかを判断するときの方法を3つご紹介しました。
大切なのは自分がやりたいか、物理的に時間が割けるか、メリットがあるか、の3つ。しかし、会社員なので上手く断らないと人間関係がこじれたり、「やる気ないやつ」レッテル貼られたりします。
なので上手に断る方法を身につけましょう。
これはまた別の記事にしようと思います。
ロールモデルの弊害・「べき論」を打破する方法
突然ですがロールモデルっていますか?
もしくはロールモデルになりたいって思った(思っている)方いますか?
ロールモデルを持つ/なることのメリットもあるのですが、知らず知らずのうちに自分の行動・考えに制限を書けてしまう可能性もあるので要注意です。
本日はロールモデルが引き起こす「制限」とその回避方法について考えていきたいと思います。
1.ロールモデルって?
「ロールモデル」って耳にしたことがある方も多いと思います。
この「ロールモデル」とは
具体的な行動や考え方などの見本となる人物。誰もが無意識のうちに複数のロールモデルを持ち、その行動を真似しながら成長するとされる。
ということ。
これを読むとロールモデルを持ったほうがメリットありそうですよね。
ましてや自分がロールモデルになれたら、、、あー、想像するだけで顔がニヤけてくるなんだか自分に自信が持てそう、なんて思っている方もいるかもしれません
実際にロールモデルを持つことで視野が広がり、自分のスキルも習得できる、というようなメリットがあります。
そして、自分のことを参考にしてくれるような後輩なりが出てきたら、モチベーションMAXです。
2.ロールモデルを強く意識すると「べき論」に縛られる
あなたがロールモデルとしている人を目指している、もしくは誰かのロールモデルになろうと頑張っているのであれば
〇〇のポジションの人はこうあるべき
上司たるものこうすべき
先輩ならこのように対応すべき
というような「あるべき姿」にとらわれ過ぎないように注意してください。
仕事ができる人を見習い、マネをする、良いところを取り入れていったり、人のお手本になるように自分の行動を律していくことは自分を成長させるうえでプラスになります。
しかし、それが度を過ぎると「べき論」に縛られて「自分が本来やりたいこと・目指したいこと」がわからなくなってしまいます。
この状態に陥ると、自分が送りたい人生ではなく、他人・世間一般がイメージしている「あるべき人生」を送ることになってしまうので要注意です。
3.「べき論」に縛られるのを回避するには「ほどほど」&「優先順位」
「べき論」に縛られる状態を回避するために意識したいのが「ほどほど」と「優先順位」
「〇〇さん(ロールモデルとしている人)ならこうするだろうから自分も同じようにしよう」と考えるのもよいですが、ほどほどに。
常に「〇〇さんならこうするだろう…」だとその行動は「あなた」ではなく「〇〇さん」です。
盲目的にロールモデルを意識するのではなく、自分の「優先順位」は何なのかを考え、それを踏まえながら
「〇〇さんならこうするだろう。あ、でも△△をするほうが自分の優先順位に合っているから△△をしよう」というような考え方を持ちましょう。
4.ゆるふわロールモデル論がおすすめの理由
とはいえ、ロールモデルをもつこと・ロールモデルになろうとする事は自分自身の成長にプラスになるのも事実です。
なのでおすすめなのが「ゆるふわロールモデル」
これは相手の一部分だけを参考にさせてもらう、特定の分野で誰かのロールモデルになることを目指す、というやり方です。
いろんな人からそれぞれの一部分だけをロールモデルとして参考にする
仕事・家庭・ファッションなどのトータルでロールモデルになるのではなく、ある分野(自分の得意分野など)だけ誰かのロールモデルになることを目指す
もちろん「ほどほど」「優先順位」とのバランスもとりながら。
会社に行きたくないと思ったらその理由を考えてみよう
GW10連休も終盤となり、「あぁ~、もうすぐ会社かぁ。行きたくないなー」なんて思っておられる方も多いと思います。
別に会社に嫌な人がいるわけでもない
仕事がめっちゃ辛いわけでもない
会社に行ったら、別に普通に働いてる
でも会社に行きたくないと思ってしまう。
なぜ会社に行きたくないと思ってしまうのか。
いったい何が嫌なのか
今回はこの理由について考えてみます。
【もくじ】
1.「会社に行きたくない」でも出社した一日を想像してみる
「会社楽しい!早く行きたい!」なんて思っている人はかなりの少数派。
「会社かぁ…行きたくないなぁ」と鬱々としているあなた
会社に出社した一日を想像してみましょう。
例えばこんな感じ⬇
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朝起きてご飯を食べ、電車に乗って会社へ到着。
月曜は朝礼がある。
朝礼が終わったら早速仕事。
メールチェックしたらチームミーティングで今週の予定をメンバーにシェア。
その後、お客さんへアポ取りの電話し、外出。
何件かアポこなして帰社したら上司へ一日の報告。
最後にメールチェックをして一日が終わり!
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2.ドキッとする事を取り出して対処法を考える
一日を想像していると、ドキッとするとが頭をよぎる時があります。
それを逃さずに書き留めましょう。
例えば、
- あ、朝礼のスピーチ当番だ。スピーチ内容考えなきゃ。人前で話すのも苦手なんだよなぁ。
- クレームのメール来てたらどうしよう。。
- 明日は苦手なお客さんとアポがある日だ。憂鬱。
- 売り上げ悪いからなぁ。上司に報告し辛い。
などなど、出来れば避けて通りたい事が出て来ます。
その一つ一つに自分で返答していきます。
ポイントは「視点を変える」「根拠を確認する」「ご褒美を用意する」「発想の転換」のいずれかを意識すること。
例えば、
- 朝礼のスピーチ当番→みんなスピーチを聞いているようで聞いてない。自分も人のスピーチ内容覚えてないじゃないか(視点を変える)
- クレームのメール来てるかも→今、クレームになりそうな案件抱えてないし。クレームは来ていないはず(根拠を確認する)
- 苦手なお客さんとのアポ→このアポ頑張ったらご褒美に美味しいランチ食べに行こう(ご褒美を用意する)
- 上司への報告→怒られたら仕方ない。どうしたら売上が上がるかアドバイスをもらう機会にしよう(発想の転換)
意外とドキッとする事が少なかったり、対処法が大したことなかったりしませんか?
そうであれば明日は平穏に過ごすことが出来ます。
せっかくの休日に会社の事を考えて暗い気持ちになるのはもったいない!
3.とはいっても、憂鬱なことやクレームはありまっせ!
明日は結構ハードなクレーム対応やらなきゃいけないんだ、とか
明らかに大変な事が分かっている場合、
一過性のものか否かを考えましょう。
もし一過性のもの(クレーム対応が終わればあとはストレス度が低くなる、など)であれば
今見えている壁を乗り越えれば平穏に過ごせるはずです。
一過性のものではない場合(上司のパワハラがひどい、など)、部署異動や転職を考えた方が良いのかもしれません。
4.まとめ
漠然と「会社がイヤだ…」と思っている人は何がイヤなのか、それがどれくらい大変なのか。を考えて紙に書き出してみましょう。
頭の中で考えているだけよりも頭の外にだしてみると意外と大変じゃなった。なんてこともありますよ😆