挑戦するのに年齢は関係ない。頭ではわかっているけど踏み出せない人へ。
"Age is just a number.( 年齢はただの数字に過ぎない)"
新しいことに挑戦するのに年齢は関係ない。
でも踏み出せない人へどうしたらよいのかをまとめてみました。
1.結論を言ってしまうと「年齢は関係ない。でも戦略が無いと時間とお金のムダ」
挑戦したいのなら挑戦すればいい。
年齢によって有利不利が出てくるかもしれない
暗記力や柔軟性などは年齢と共に減退していく傾向が強くなります。
しかし、脳は何歳になっても脳は成長していて、いろいろなことを習得していくことができます。
なので、年齢は新しいことを断念する理由にはなりません。
あなたは新しいことへ挑戦し、その先に何を目指しているのでしょうか?
どんなゴールを達成したいから新たなチャレンジをしようとしているのでしょうか?
達成したいこと、目指すゴールが見えていないと挑戦しても時間とお金が無駄になる可能性が高い。
それを避けるには戦略が必要です。
2.「戦略が必要」とはどういうことか
やったことへの後悔よりもやらなかったことへの後悔のほうが大きい。
とは言っても、興味持ったことを片っぱしからやっていたら時間が足りません。
考えるべきは「これをやることによって私はどうなるのか」です。
そしてそれがコスパの良い方法なのか、です。
例えば、MBA留学したい35歳女性がいたとします。
彼女は30歳のときもMBA留学を考えましたが、「30歳から受験準備しても入学出来るのは31〜32歳、卒業して就職活動する頃には35歳。これでは年齢が高すぎて良い会社には入れない」と考えて断念していました。
でも35歳になっても留学の夢を諦められずにいます。
彼女は留学したほうが良いでしょうか?
それとも辞めた方が良いでしょうか?
ここで、人生は何歳になっても挑戦すべき!と考える人は「年齢は関係ない。今しかないから留学すべき!」と応援するでしょう。
でも、応援する前にまず、彼女はなぜMBA留学したいのか、その先に何を目指しているのか(もしくは、どうなりたいから目指しているのか)、聞いてみましょう。
戦略を立てる第一歩です。
3.戦略とはどう立てるのか
MBA留学を希望する女性の例で説明します。
留学を通して彼女は次のような事を得たいと考えています。
- ロジカルシンキング出来るようになりたい。
- 経営全般の知識を体系的に習得したい。
- 多国籍チームのマネジメントが出来るようになりたい。
- 留学を通して自分の価値観、キャリアを見直したい。
もう一歩踏み込んで、上記の事を得る事によって彼女はどこを目指しているのでしょう。
気付いてらっしゃるかもしれませんが、上記はゴールでは無くて、ゴールを達成するための個々の目標です。
個々の目標をクリアした先にあるものが自分が納得行くもの、かつ留学という手段がコスパが良いなら留学に行って良いでしょう。
4.忘れてならないのは外部環境分析
戦略を立てる上で忘れてならないのは外部環境分析です。
- 留学によって得られた事の市場価値
- 競合と比較した時の自分の優位性
- 脅威となりうるもの(新規参入者など)
自分自身のゴールだけでなく、そのゴールに辿り着くまでのコスパ、達成したときの自身の優位性などを把握するために外部環境分析は必須です。
やりたいことに思い切って飛び込んでも良いですが、少し時間をかけて戦略も考えておくことをオススメします。