コーチングとは何か?受ける前に知っておきたいその効果
最近「コーチング」という言葉を耳にされた方も多いのではないでしょうか?
個人の能力を伸ばしたり、目標達成をサポートするだけではなく、近年では組織開発、リーダーシップ開発でも注目をされています。
コーチングとは何か、と疑問を持たれている方に向けて、コーチングとは、その効果について書いてみました。
1.コーチングとは何なのか
一言で言い表すのはなかなかむつかしいのですが、
クライアントがコーチとの対話を通して、目標達成をするために必要な能力、行動を棚卸し、気づきを得、意識改革・行動変容を起こしていくこと
と考えています。
あくまでも主体はクライアント。
コーチがアドバイスや何かを教えるわけではなく、クライアントと一緒に考え、前進していくためのサポートをします。
2.コーチングの効果は能力開発、目標達成
・コーチングは能力開発の手段
コーチングはクライアントの能力を最大限伸ばしていくための手段です。
達成したい目標があっても、そこまでどうやってたどり着けばいいか分からない時、
コーチングを通して、視野を広げ、視点や選択肢を増やして目標までの道を切り開いていく。
その過程で個人の能力も大きく伸びていく、という感じです。
個人が一人で考えられる事、見えている範囲はどうしても限られてしまっていたり、偏ってしまったり、という傾向があるので、視点を変えることにも役立ちます。
・そもそも目標が無いかも、、という人へ
「この先のキャリアは?」、「今後どういう方向を目指せばいいんだろう」というような人も少なくないと思います。
こういったケースも、コーチングによって方向性を考えだすことができます。
日々、仕事に追われている状態から、一度立ち止まって考えてみるのも良いのかもしれません。
3.どんなテーマについて話すのか
コーチングで扱う内容は「重要だけれど緊急ではないこと」が向いていると言われています。
そして何よりも、「自分自身が真に達成したいと思っている目標」であることが重要。
人はどうしても「(上司からの指示などで)すべきこと」、「締め切りが近い仕事」に時間を多く咲きがちなのですが、コーチングでは「自分が真にやりたいこと」を話してもらいます。
すべきことや締め切りが近い仕事は放っておいても皆さんやります。
方や、「自分が真にやりたいこと」は、緊急度の高い仕事によってどんどん後ろ倒しになり結局今年度はやらなかったな、、、なんてことももなりかねません。。